麒麟の銅像

昭和13年、周南市富田の地においてキリンビールの製壜工場が完成し、そこから平成14年まで、60年以上にわたって製造が続けられました

工場内にあった「富麒玉稲荷神社」は、伏見稲荷大社より御分霊をいただき、当時の山﨑八幡宮宮司が、ガラスを吹いて壜をつくる様子から、富田の『富』、麒麟の『麒』、硝子玉の『玉』を合わせて命名し、毎年61日に例祭を斎行してまいりました

この「麒麟の銅像」は、キリンビールの製壜工場に設置されていたものです

平成25年の山﨑八幡宮御鎮座1300年に合わせ、富田で親しまれてきたキリンビールの製壜工場があった証として、キリンビール株式会社様より当宮に御奉納いただきました

 

麒麟は、伝説上の動物で慶事の前に姿を現すとされ、

また、心優しき聖獣で地面に足をつけず、平和で穏やかな日々をもたらす幸福の象徴ともいわれています